新宿にある東京都庁は、地上202メートルから東京の街を一望できる展望台があったり、都庁内の見学もできたりと海外、国内からの旅行者にも人気の観光スポットになっています。また、都庁には運転免許更新センターやパスポートの発行や更新をする旅券課もあるので都民も利用する機会が多いかと思います。
そんな都庁へのアクセスはJR、京王線、小田急線の「新宿駅」、都営大江戸線「都庁前駅」、東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」など、都庁最寄りの駅から歩いて行けます。
新宿駅から都庁までは歩いて10分くらいですが、荷物がたくさんある!そんなに歩きたくない!という人には新宿駅から都庁行きのバスも出ています。
さらに都庁には駐車場もあるので、車やバイクでも行くことができます。
各駅から都庁への行き方、都庁行きのバス停の場所・料金・時刻表、都庁の駐車場の場所・料金など、都庁へのアクセスを詳しくまとめました。
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都庁に電車で行く方法
最初にも書きましたが、都庁に歩いて行きやすい駅は、下記の5つの路線&駅になります。
- JR 新宿駅
- 京王線 新宿駅
- 小田急線 新宿駅
- 都営大江戸線 都庁前駅
- 丸ノ内線 西新宿駅
※JR、京王線、小田急線の新宿駅はだいたい同じ場所なので、都庁への行き方も途中から同じ行き方になります。
JR/小田急/京王線の新宿駅からの行き方
新宿駅から都庁までは改札を出てから徒歩で10分くらいです。新宿駅にはJR、京王線、小田急線それぞれの出口がありますが、どの線でも都庁への行き方は同じです。改札を出てわりとすぐに合流します。
JR「新宿駅」から一番近くて、楽して都庁に行ける出口は「西口」です。まずは新宿駅の「西口」の改札を目指します。
JR「新宿駅」の西口の改札を出たら、案内板の「東京都庁」を見ながら真っすぐ進んでいきます。
進んでいくと「東京都庁」は左の方へとなっているので、左の方へ車やバスのロータリーの左側に沿うように進んでいきます。
京王線、小田急線から都庁へ行く場合もここから先は同じ行き方です。
小田急線の場合は、新宿駅の西口地下改札口から出ます。
改札を出たら一本道になりますので、しばらく歩きます。
そうしますと、JR新宿西口駅から出て、しばらく進んだ場所と同じ所に行き着きます。
京王線の場合も、新宿駅の西口改札口から出ます。
小田急線と同じく、しばらく進んで行きます。
そうしますと、JRや小田急線と同様、同じ所に行き着きます。
ここから先の行き方は、JR、小田急線、京王線ともに共通しています。
ロータリーに沿って「東京都庁方面」の看板を見ながら進んでいくと、「都庁循環バスのりば」の案内看板が出ています。
初めて新宿に来た人は循環バスに乗っても良いですが、さほど遠くないので、歩いて行ってもしれています。
歩いて都庁に行く人は、このバス停はスルーしてさらに進んでいきます。
さらに進みますと、東京都庁・中央公園方面という案内が出てきますので案内に沿って進みましょう。
しばらく歩くと、真っ直ぐに長い通路が出てきます。この通路の右脇にあるのが動く歩道です。
動く歩道が動いている時間帯は、動く歩道の上を歩いた方が楽なので、動く歩道を歩いて進みましょう。
動いてない時間帯は残念ですが、通常の道を歩きましょう。
ちなみに、動く歩道が動いているかどうか、動いている向きは、新宿西口から動く歩道の入口に入る手前の通路頭上に、下記写真のように、「動く歩道運転中」という文字が出ていて、矢印で動いている向きが解るようになっています。下記写真の場合は、JR新宿駅方面から新宿中央公園方面、つまり新宿西口側から都庁側へ動く歩道が動いているという状態です。
動く歩道のある通路をしばらく進みますと、地下通路だと思っていたはずの通路の出口がそのまま外に繋がっています。
外に出ると、左前に木々の間からもう都庁が見えます。
さらに真っすぐ歩道を進んで、都議会議事堂の横を通って、2つ目の高架下から東京都庁第一本庁舎の入口へ行けます。
「展望台」と書いてある矢印の方面は、都庁の入口方面でもありますので、左に曲がり進みましょう。
この先の右側に東京都庁第一本庁舎の入口があります。
東京都庁第一本庁舎の入口に到着しました!
また、先程の「展望台」と書いてある矢印の方面で左に曲がらなくても、下の写真のように、第一本庁舎の入口には行けます。
ただ、左に曲がらず真っ直ぐ行った方が若干遠いため、左に曲がった方が良いです。
新宿駅の西口から都庁まで動く歩道を使って徒歩何分かかるか計測したところ、実測で8分ほどでした。改札を出て地下通路まで迷わずにたどり着ければ、まっすぐ進むだけなので迷うこともなく都庁までたどり着くことができます。
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都営大江戸線 都庁前駅からの行き方
都営地下鉄大江戸線の「都庁前駅」はその名の通り東京都庁に最も近い駅で、都庁と地下通路で直結しています。
ですが、新宿駅でJRなどから大江戸線に乗り換えたりはしないでください。
大江戸線への移動時間で都庁へ歩いていけます。歩くのが嫌な人はバスを利用するのがおすすめです。
もちろん、都営地下鉄の大江戸線を使って移動している人にとっては「都庁前駅」から都庁へ行く方法が一番近くて、雨にも濡れず便利です。
大江戸線の「都庁前駅」の改札は1つしかありません。改札を出たら目指す出口は「A4」です。指示に従ってまっすぐ進んでいきます。
しばらく進むと「A4」出口へは左に上るように案内があります。
エスカレーターもしくは階段で上に上がると、
まっすぐ行くと第一本庁舎への「都庁連絡口」、右へ行くと「A4」という案内看板がでています。目指してきた「A4」とはここでお別れです。真っすぐ進みましょう。
その先のエスカレーター、階段を上がると、もう都庁の中です。
都庁内の北側に出ます。
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東京メトロ丸ノ内線 西新宿駅からの行き方
丸ノ内線「西新宿駅」から都庁へは、地下通路を通って行くことができます。歩いて7分〜8分程度の距離です。
西新宿駅の改札はひとつで、改札を出たら「東京都庁方面」にしたがって進んでいきます。改札を出てほどなくして右への指示が出るので右に曲がります。
下記写真の上に緑のバーのある場所の階段を降りていきます。
私が行った時には、右側の動く歩道が止まっていました。止まっていたので動く歩道の脇の道をひたすら進みます。
動いていたら動く歩道で進んだ方が楽だと思います。
道なりにひたすら進んで行くと、
下記写真のようなオブジェがおいてある一角にたどり着くので、ここを左に進みます。左に進む通路は真ん中を隔てて左右に2本ありますが、どっちを進んでも繋がっているので大丈夫です。
ちなみに、2本ある通路のうち、右側の通路は下記のような感じです。
2本ある通路のうち、左側の通路は下記のような感じです。
左側の通路を通ると右側に、右側の通路を通ると正面に「東京都庁」の指示の出ているエスカレーター、階段があるので上がりましょう。
続いて下ります。
指示に従って右に曲がって、道なりに「都庁第一本庁舎」の方へ行きます。
すると、東京都庁第一本庁舎の入口に到着します。この奥のエスカレーターを上がると都庁の中に出ます。
お疲れ様でした!
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都庁にバスで行く方法
新宿駅から都庁へはバスで行くことができます。都庁方面へのバスは2箇所から出ていて「新宿WEバス」という新宿を周遊しているバスで行く方法と「都バス・京王バス」などの新宿駅西口と都庁とを循環しているバスで行く方法があります。
「新宿駅西口」バス停から新宿WEバスで行く行き方
新宿WEバスは21番のバス停から出ています。21番のバス停があるのは、新宿駅の「西口バスのりば」なのですが、小田急百貨店前のたくさんのバスが発着するいわゆる「西口バスのりば」ではありません。
地図で言うと下の乗り場案内の22番乗り場と同じ辺りにあります。ちょうど京王百貨店の角の辺りです。
バス停は地上にありますので、JRの「西口改札」、小田急線の「西口地下改札」、京王線の「京王西口」からは、ひとつ上の地上へ上がる形になります。
京王線の京王西口改札からだと、地上に出たらすぐ左側が新宿WEバスの乗り場になります。
新宿WEバスは、3つの路線を走っています。都庁へ行くには「A:西ルート」か「G:歌舞伎町ルート」に乗ります。「B:新宿御苑ルート」は都庁の近くを通りません。
「A:西ルート」か「G:歌舞伎町ルート」に乗り、降りるバス停は「新宿ワシントンホテル前」になります。降りるバス停名に「都庁〇〇」など都庁という名称は付かないので注意しましょう。
また、「:歌舞伎町ルート」は歌舞伎町に行ってから、都庁方面に行きます。歌舞伎町をバスから観光したい人は良いですが、ぐるぐる回るのが嫌な人は「西ルート」のバスに乗りましょう。
降りるバス停の「新宿ワシントンホテル前」は下記の写真の場所になります。
道路を挟んで写っているのが都庁の第二本庁舎です。なので展望台のある第一本庁舎まではちょっと距離があって、徒歩で4分〜5分かかります。
ちなみに、下記の写真がこのバス停にある新宿ワシントンホテルになります。
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新宿WEバスの料金と時刻表
新宿WEバスの料金は、先払いで大人も子供も1回100円です。なお、未就学児は無料になります。
また300円で1日乗車券を買えば、新宿WEバスのどの路線も乗り放題なので観光にはお得で便利です。
新宿WEバスの新宿駅西口(京王百貨店前)のバス停の時刻表です。AルートとGルートを合わせると1時間に8本くらいは出ています。
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都バスや京王バスで「都庁第一本庁舎」「都庁第二本庁舎」「都議会議事堂」で下車する行き方
都バスや京王バスは新宿駅の西口(地下)から「都庁第一本庁舎」「都庁第二本庁舎」「都議会議事堂」への直通バスといいますか、新宿駅西口と都庁とを循環しているバスが出ています。
都バスや京王バスの都庁行きのバス停があるのは、下記のバス停案内図の「★」印になっている場所です。
新宿駅のJRの西口の改札、小田急線の「西口地下改札」、京王線の「京王西口」からロータリーを「都庁方面」の指示に従って進むと「都庁循環バスのりば」への案内看板が出ています。
新宿駅西口から乗り込む場所は下記の写真の場所です。ここから乗っていきましょう。
都庁循環バスの停留所「都庁第一本庁舎」は、都庁の第一本庁舎の入口の真横です。
下記写真の場所で降りましょう。
「都庁第二本庁舎」のバス停留所は、第一本庁舎と第二本庁舎の間の高架下です(下記写真)。荒天のときなどは、こちらで降りたほうが雨に濡れなくていいかもしれません。
そして、「都議会議事堂」のバス停留所は、都議会議事堂の地下にある大型車専用の駐車場内にあります。
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都バスや京王バスの料金と時刻表
都バスや京王バスの新宿西口から都庁への循環バスの料金は、大人190円(ICカード:186円)、小児100円(IC:93円)です。
都バスや京王バスの時刻表は、下記のような感じになっています。
見ていただくと解りますように、平日は非常に充実しており、日中は1時間に7本〜8本走っています。午前8時台に至っては通勤の兼ね合いもありますが、2分〜3分に1本と山手線もビックリなダイヤです。
一方で休日(土曜も同じ)は11時〜15時台の間で1時間に4本と少なくなりますので注意しましょう。
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都庁に車で行く方法
都庁には駐車場があるので、車やバイクで行くこともできます。都庁の駐車場の入口マップです。
施設駐車場に停める行き方
東京都庁には第一本庁舎の地下と第二本庁舎の地下の2箇所に駐車場があり、どちらの駐車場もそれぞれの建物側を走れば駐車場の入口があります。
ちなみに都議会議事堂の地下にも駐車場はありますが、一般車の駐車はできません。
第一本庁舎地下の駐車場の利用時間・料金
都庁の第一本庁舎地下の駐車場の入口は、新宿公園と都庁の間の公園通り入口と、都庁通りの都庁第一本庁舎の正面入口からの2箇所から入れるようになっています。このPの看板のところを入って、本庁舎正面入口の前を通るようにして地下の駐車場に降りていきます。
第一本庁舎の一般車が駐められる駐車場は、B1とB2の一般車と書かれたオレンジの駐車場になります。障害者専用の他に庁有車や納品車専用の駐車場も同じ階にあります。
利用料金 |
最初の1時間:150円/30分 |
---|---|
利用時間 |
都庁通り入口:8:30〜21:30
都庁通り出口:8:30〜22:00 |
休業日 |
年末年始(12月29日〜31日、1月2日、1月3日)及び都庁舎の点検日 |
車両制限 |
高さ2.2m |
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第二本庁舎地下の駐車場の利用時間・料金
都庁の第二本庁舎地下の駐車場の入口も、公園通り入口と正面入口の2箇所から入れます。
第二本庁舎の一般車も、第一庁舎に同じく、オレンジ色の駐車場です。
利用料金、利用時間、休業日、車両制限は第一庁舎の駐車場と全く同じです。
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都庁にバイクで行く方法
都庁にはバイクや自転車専用の駐輪場があります。新宿駅から新宿中央公園に向かう都道12号の高架下に入り口があります。下の地図の場所になります。広い歩道を横切って駐輪場へ入るので、エンジンを切って押して行きましょう。
バイクの駐輪場は全部で43台分となっています。
利用料金 |
入庫から最初の60分は無料、以降1時間毎に100円。 |
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利用時間 |
7:00〜22:00 |
まとめ
都庁への詳しい行き方について紹介しましたが、如何でしたでしょうか。
「新宿にある東京都庁でできる意外なことや都庁内にある施設を徹底解説! 」では、どこよりも詳しく都庁を解説しています。
また、「東京都庁の展望台への上り方・眺め・売店などの施設を徹底紹介!」では都庁展望台の事をこれでもかと言わんばかりに展望室のことだけを紹介しています。
ぜひ合わせてチェックされてみてくださいね!
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